2015年4月14日火曜日

2015年1月17日土曜日

川畑賢一通信第12号配布開始

川畑賢一通信第12号

三月議会も26日で閉会を迎えます。いよいよ4月26日投開票の市議会選挙に向かって一斉に走り出します。そういう中、川畑賢一通信第12号の配布を開始しました。
 

中学校図書事務配置中核市四例目

船橋市の平成27年度予算に関する事が主な内容です。特筆すべきは、中学校図書事務が市内全中学校に配置されることになった事です。。
これは全国的にも画期的な施策です。中核市では岐阜、那覇、宇都宮に次ぐ四番目になります。今までは小学校の図書事務の先生が週一日、二つの小学校から一つの中学へ勤務していました。これで中学校も平日は毎日図書室に一日五時間ですが、図書事務の先生がいて下さることになります。
中学にも図書事務配置をとは議員に当選以来教育委員会に促し続けた事でした

武道場設置を急ぐべき

中学に早急に武道場をとの要求は認められませんでした。
中学27校中、武道場の無い学校が18校あります。中学での武道の必修が義務づけられたのは平成24年からです。ところが教育委員会で武道場を最後に整備したのは平成9年でした。
27年度に武道場整備が予算化されなかったのは、学校の耐震工事がまだ終わっていないからとのことです。
武道場の無い学校の生徒には気の毒だと思います。こういうところは税金の使途としては不公平です。特に子供に関する教育予算は公平であるべきです。

運動会・体育祭の国旗掲揚は開会式で

中学校の体育祭ではほとんど開会式で国旗は掲揚されていますが、小学校の運動会では開会式ではなく朝掲揚する学校が半数以上あります。
国旗に対する国際儀礼を教えるのは運動会が一番適切ではありませんか。かつて国際大会で我が国のスポーツ選手の国旗に対する非礼が非難されたことがありましたが、学校で国旗に対する儀礼を教えていなかったからです。
オリンピック、パラリンピックが東京で開催されるときに恥をかかないようにきちん学校で教えて欲しいと思います。

 

 

川畑賢一の一般質問(子育て支援について)

    坪井児童ホーム設置予定は?
子育て支援部長・・・候補地を懸命に模索中です
    アンデルセン公園入園料は、子供を無料にし、高齢者にも一定の負担を負って頂くべきでは?
副市長・・・検討します

川畑賢一の一般質問(教育問題について)

    運動会・体育祭の国旗掲揚は?
学校教育部長・・・子供が国旗、国歌を正しく理解するようにさせたい
    卒業証書の年度末発行は國語の作法破壊である。早急に見直すべきではないか?
教育長・・・現時点では管理規則の通り継続するが、議員の気持ちも理解できるので、今後議員の考えも含め経緯や考え方を私なりに整理したい。

 

二期目に挑戦  川畑賢一


 平成二十三年の市議会議員選挙で「船橋から日本一の教育を」をかかげて初当選、以来今日までその実現を目指して微々たるものではありますが、力を注いで参りました。

教育問題 
  •  船橋で日本一の教育を目指す
おかげさまで、
全小・中学校図書館蔵書率100%は実現できました。
武道場の無い中学校への設置も教育委員会は検討に入りました。
アンデルセン公園入園料小中学生の無料化の検討もなされています。

徐々にではありますが、教育環境の整備充実はなされつつあります。しかし理想的環境の実現はまだまだ遙か彼方の感を深く致します。

残された問題を列挙すれば
  • 学力向上
  • 野田市では実施されている土曜授業の復活。
  • 小中学校の二期制を三学期制に戻す。
  • 千教研(小中教協)の廃止
船橋で日本一の教育は実現するのか。実現する。それにはまず、土曜授業の復活です。
野田市で土曜授業が復活したのが良い例です。法律が変わって、市区町村教育委員会独自の判断で土曜授業は実施出来るようになったのです。

土曜授業の完全廃止は平成十四年からでした。国が法律で決めたのでした。
ところがほとんどの私立の小・中・高等学校は独自に土曜授業を行っていましたし、今も続けています。その結果、経済的に余裕のある家庭の子供は公立学校よりも私立の学校を選ぶことが多くなりました。特に首都圏ではその傾向が著しい。親の立場からすると、我が子の将来の職業選択の幅を広げるために、学力をつけるには土曜休みの公立よりも土曜授業の私立が良いと判断するからです。私もその判断に同意せざるを得ません。

ここにおいて、私立学校に子を通わせる親は、かつて義務教育が低廉で十分な学力を保証した時代の親よりも私立学校に支払う経費分は確実に多くなっています。

国は公平低廉な義務教育を週休二日にしてしまって、子供の教育に機会の不平等をもたらしてしまっているのです。その結果、裕福な家庭の子供とそうでない家庭の子供の間で学力格差が生じ、生涯賃金の格差となって負の連鎖を生じてしまっています。 学校が週休二日になる以前は家庭の経済力の差を解消する一つの大きな場が義務制の公立小中高等学校でした。

今、野田市の例に見るように市区町村で土曜授業の復活が出来るようになりました。
船橋でも一刻も早く野田市にならい土曜授業を復活し、子供に必要な学力を今以上に十分に身につけさてやる必要があります。かつて親たちがに安心して公立学校に子供を通わせた時代を復活するのが、特別に私立学校の建学の精神に共鳴する親たち以外のほとんどの市民の願いでもあるでしょう。いや全国民の願いでもあるでしょう。

中核市船橋で土曜授業復活を基本とした理想の義務教育が実現すれば文科省は船橋を手本とするでしょう。この実現は必ずや市民を幸福にし、義務教育蘇生の魁となるに違いありません。
かつて我が国の教育は世界一でした。土曜授業は当たり前でした。それをとりもどそうではありませんか。
なによりも子供の幸せのために。
  • 作法と型の復活
  • 発行期日年度末の卒業証書を伝統に従った式日発行に戻す
  • 春実施の運動会は秋へ(小学校)
  • 税金の公平な分配(幼児一人ひとりへの公費助成金が保育園児に厚く、私立幼稚園児には薄く、大きな差がある)

教育問題以外では

狭い道路

東京通勤圏としての船橋の宿命でもありましょうが、昭和40年代に人口急増、無計画な宅地化と人口密集地区に狭い道路の出現。緊急車両の進入さえ危ぶまれる地域が点在するのは人災、自然災害対策上我々船橋市民が解決しなければならない大問題でしょう。

道路の拡幅は私権とのからみでなかなか困難ですが、住み良い安心安全な環境は道路拡幅からだと考えます。地権者や地域の方々との合議納得で、時間をかけても是非とも実現しければならない重要な課題ではないでしょうか。

積極的に解決を目指します。

  • 高齢化
  • 自助・互助の精神を一層強化して乗り切りましょう。
遠くの親戚より近くの他人と言います。
阪神淡路大震災より20年。近隣で御互い助け合う関係ができていた所ほど救助率が高かったと言います。

高齢化、独居化で起こる一次的問題も近隣の助け合い無しには解決しないでしょう。町会、自治会、地域社会福祉協議会、老人クラブなどは高齢化問題ばかりでなく種々の問題解決の基礎的な単位団体で、目立たないが、私共の生活に大変重要な役割を果たしていると思います。
これらの団体の強化発展に尽力致します。
  •   子育て環境の充実
児童・生徒のアンデルセン公園入園料無料化が実現すれば子育てには朗報です。幼児期から小学生の頃に両親と遊園地などへ出かけた思い出はその人の生涯で強烈な良い思い出として残るばかりか家族の絆も強まります。職住分離であればなおさらです。
家族であるとか、同じ市民だとか、同じ県民だ、祖国は一緒だなどと御互いに自覚できるのは共通の思い出があるからです。

アンデルセン公園の子供無料化は家族連れが入園しやすく、家族の思い出をつくる手助けをすることです。家族を強化する一助です。

子育て環境の充実に尽力します。
良き思い出を持つ子供は良き市民に必ず成長しますから。
  • 保育園待機児解消
  • 女性の労働力が必要不可欠な時代に保育園待機児問題解消は当然です。

2014年の推薦文

教育は国の根幹、屋台骨であるといわれておりますが、道路や建物のように見て触れて善し悪しが判断できるものと違い、分かりづらい面があります。

ならば清廉潔白で世俗にまみれておらず、理想を掲げ見返りを求めない人、且つ実行力に冨み教育問題に精通している人物が最良の選択ではないだろうか。

それなら迷わず川畑賢一だ。人々が彼を知れば、間違いなく賛同するものと私は信じている。

K.T

推薦していただきました

元船橋市議会議長 田久保捷三様
 市議会には川畑さんのような、筋を通す教育の専門家が、ぜひ必要です。

坪井小学校卒業生の母親(44歳)
 転校で、5人の校長先生にお世話になりましたが、ダントツに生徒の為に、日々奮闘されていました。

八木が谷中学校卒業生 石井治稔さん(24歳)
 僕の唯一の今でも「先生」と呼べる人です。
世の中をさめた目で見ていた僕はいつのまにか、覚醒しました。

私の教育発想の原点

教育発想の原点~(数学教育協議会に触れて)

平成二十二年一月、坪井小で数学教育協議会が新春全国研究集会を開催しました。
地元坪井の方々をはじめ船橋市内全域に亘る商工農水産業の方々が積極的に御協力くださり、北海道から鹿児島までお集まりの先生方三百名に船橋のアピールや、おもてなしの心での接待をして頂きました。

御陰様で市内全域からお集まりの児童・生徒・保護者・地元自治会関係者総勢千名にも及ぶ参集者全てが算数・数学にふれたり、授業に参加したり、船橋を更に知ったりと、研究集会は大成功に終わりました。関係の先生方や、御協力・御参加頂いた方々からも大変良かったという声をお聞きしました。

顧みれば、これが教育発想の原点であるように思われ、平成二十二年一月は私にとり教員として画期的な年となったのでした。
おそらくこの集会に携わって下さった方々のどなたもが、自分のためではなく人のために仕事を工夫して御参加頂いたことが、御参集の方々に感動を与えたのでしょう。小中学校は地域の愛情の結集点であれというのが私のモットーでしたが、はからずもこれが新春全国研究集会で実現したのでした。

大人の智慧を、地域の愛情を学校教育に大胆に取り入れ、共々に子供の成長を願って工夫すれば、教育にも地域の融和発展にも大きく資するということを私はこの研究集会で学びました。教育とは人類の英知を年長者から年少者に伝授し、立派な大人に成長するのを願う所行に他なりません。

こう考えたときに、現在の義務教育は、とりわけ船橋の教育には工夫の余地がもっとあるのではないかと考えます。子供の教育は一日もゆるがせにできない、小さくはお家の、地域の、船橋の、大きくは国家盛衰の、人類発展の要でしょう。


私は「教育110番」を坪井に開設し、教育問題のより一層の把握と船橋教育のよりよい展開のための具体策を研究・検討して参る所存です。

英語に掛ける予算を学校図書館に

船橋公立小中学校教育の問題点(小学生には英語より読み書き計算)

読み書き算盤を子供に教えるのが学校の仕事です。
これは学校制度が始まる前の寺子屋の時代でもそうでした。読み書き算盤の算盤は今の時代ならば計算と言い換えても良いでしょう。

とにかく、字の読み書きを教え、計算を出来るようにするのが寺子屋や学校の一番大事な仕事でした。現代でも変わりはありません。

ところが、我が国では平成二十三年度から小学校五・六年に英語が導入されます。国の方針です。小学校に英語を満足に教えられる先生はいないのに、です。大学の小学校教員養成課程に英語教育法が導入される以前の小学校の先生が現在の学校には圧倒的に多いからなのです。指導者不在の問題の他にも我々が考えなければならない根本的な問題があります。
それは、小学校に英語が必要か否かという問題です。

我が国で英語がもっとも必要とされた時代は明治維新直後の文明開化の時代ではなかったでしょうか。当時は外国の新知識を導入するのに御雇い外国人に高い給与を払って外国語での授業が大学では為されました。

顕官の婦人連は鹿鳴館に集うて社交ダンスをして見せました。実際に初代文部大臣森有礼は国語での教育を止めて英語での教育を考えたのですが、アメリカの友人にたしなめられました。
外国の殖民地でもない我が国にあっては初等教育では母国語習得こそ常識的だからです。私は従来通り中学からの英語で十分だと考えます。

我が船橋は平成十八年から小学校一年生から英語活動と言う授業をとり入れました。小学校には英語を満足に教えられる先生は少ないから、担任の先生と外国人の先生の二人でで教えさせています。

これに要する金が年間三億円です。当然ながら小学校の先生方には極めて不評です。
文科省も船橋市教委も入れ物のないところに水を注ごうとしているのです。
寺子屋も学校も必要とされるのは、読み書き算盤という知識が大人になったときに是非とも必要だからです。

教え、体得させておかなければその子が独り立ち出来ないからです。
極論すれば英語は知らなくとも我が国では生きていけます。
私には、己の名前さえろくろく書けない一年生に英語などとは考えられません。
ものには順序があります。本立って道生ずとも言います。

昔から学校や寺子屋には書物がありました。
勉強が進んだ子は先生や学校の図書館の書物を読んで学問を深めたのです。時代が変わった今でも学校図書館は子供にとって大変大切な勉強の場所です。

英語に向けた予算を学校図書館の充実に向けるべきです。
生涯学習と言う言葉が一昔前に流行しましたが、生涯学習とは自分の教養を日に日に深めて行くという意味でしょう。

読書はそのもっとも有効な一つの方法でありましょう。

先生方は研修会?

船橋公立小中学校教育の問題点(週休二日になっても毎月第三水曜の午後児童生徒を下校させて)

平成十四年度から公立学校は週休二日になり、それまでの授業時数を大幅に減らしました。

それが原因で学力は低下しました。
当然です。学力も時間を減らせば低下するのは各種スポーツと同じです。
学力が低下したとの世論に抗しかねて文科省は平成二十三年度(今年四月)から授業時数を小学校で若干増やします(中学は来年度から)が、土曜日授業が行われていた時代とは比較になりません。かつてのレベルほどに学力の向上は望めないと思います。そうなのに、船橋市内の公立小中学校の先生方は校長を先頭に冒頭掲げた毎月第三水曜日の午後児童生徒を帰宅させ、研修会を実施しているのです。


一体どこに自らの職務を放棄する「研修」の正当性があるのでしょう。私には現職中から大いなる疑問でした。
この先生方の研修を進める団体を小学校は小教協(略称)中学校は中教協と言うのですが、私はその責任者の校長に小・中教協が実施できる法的な根拠を説明してくれと求めましたが、梨の礫でした。

ただ、某校長に、教職員には「研修の権利」が法的に認められているのだと言われた事がありました。その時私は君達が研修の権利を行使すれば、君達が常々言っている子供の学習権はどうなるのだと聞き返しました。某校長はなるほどそんな解釈もありますね。とだけしか答えませんでした。

どんないきさつで、小中教協が結成されて今日にいたっているかは知りませんが、どんな経緯があるにせよ、本来子供に授業をする時間に、授業をしないで、自らの勉強をするのは、職業人としてあってはならないことだと私は考えます。

先生方にも勉強の時間は必要でしょうが、実際教育公務員特例法第二十二条第二項には教員は、授業に支障のない限り、本属長の承認を受けて、勤務場所を離れて研修を行う事ができる。とあり、授業中無制限の研修は、当然の事ながら認めていません。

これが船橋全体で当たり前のように長年行われてきたのは、本属長たる校長全員が授業に支障がないからと一致して研修「勉強会」を許可した事によるのでしょう。しかし、これは小学生にも分かるおかしい話ではありませんか。

市内全部の小中学校の校長全員が一致しての研修会参加許可など出せる道理がない。授業の進展に伴い問題は児童生徒個々別々に発生します。その処理だけでも担当の先生には大変に困難な事だろうと誰にも想像できるからです。にもかかわらずこれが先生方にとって恰も所与の権利の如く、週休二日になっても実施されているのは、おかしい事ではないでしょうか。

この事態は子供の教育、先生方の職責及び研修との三方向を真摯に見つめる者が今まで船橋の教育関係の要路にいなかったことを雄弁に物語っているでしょう。
私はこの研修会には若い時分、二、三年しか参加しませんでした。参加脱退は今でも自由です。